■目次
1)『 日本バングラデシュ協会メルマガ42号会長メッセージ
―ムジブル・ラーマン3月7日演説のユネスコ世界記憶遺産登録― 』 会長: 堀口松城
2)『現地だより Shororitu (六季の国) 、バングラデシュ』 株式会社キャット 桑江央
3)『現地で見たロヒンギャ難民の状況の報告会』
4)『事務連絡』

■1)『 日本バングラデシュ協会メルマガ42号会長メッセージ
―ムジブル・ラーマン3月7日演説のユネスコ世界記憶遺産登録― 』 会長: 堀口松城

「世界記憶遺産」は、ユネスコが文書、絵画、楽譜、映画等世界各国で保管されて
いる歴史的に貴重な資料を登録保護し、世界に伝えることを目的に1992年発足した制
度ですが、後にバングラデシュの初代首相となるムジブル・ラーマンによる、1971年
3月7日、ダッカの競馬場で数十万人といわれる群衆を前に独立実現のため国民に決起
を訴えた演説テキストが、昨年11月1日、バングラデシュから初めての記憶遺産とし
て認定されました(注)。
この認定を受けて、昨年12月8日、バングラデシュ大使館で独立記念セレモニーが
催された際、この全演説を収録したフィルムが上映されました。この演説は、ムジブ
ル・ラーマンが独立戦争に至るパキスタン政府との困難かつ理不尽な折衝を経て、自
らの権利を守るには、どんなにつらく困難なものであろうと独立の実現しかなく、そ
のためには大きな犠牲も覚悟しなければならないことを、血涙を絞るような演説をも
って国民に訴えたものですが、その姿を映像で見ていると、時折、自分たちもその群
衆の一人として聞いているような錯覚に襲われる迫力を覚えました。ここではその演
説の要旨を紹介したいと思います。

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