日本バングラデシュ協会 メール・マガジン(41号) 2017年12月21日

日本バングラデシュ協会の皆様へ

■目次
1)『 日本バングラデシュ協会メルマガ41号会長メッセージ
―ダッカ大学陶芸学科「創始者」とのスカイプ講演会― 』会長:堀口松城
2)『バングラデシュとゴルフ』             前監事:廣部威紘
3)『現地だより ロヒンギャ問題解決への私案』:株式会社小島衣料 小島正憲
4)『我妻和男著作集「タゴールの世界」の出版』     前監事:野呂元良
5)『事務連絡』

 

■1)『 日本バングラデシュ協会メルマガ41号会長メッセージ
―ダッカ大学陶芸学科「創始者」とのスカイプ講演会― 』会長:堀口松城

1.11月4日、本協会として初めてのスカイプを使った講演会が、
栃木県那須烏山市の瀧田項一先生のご自宅と、会場の青山のウェスレー財団の会議
室をつないで行われました。今年90歳を迎えられた瀧田先生は、「57年前の東西パ
キスタンから受けた感動」のテーマのもとに初めに講演された後、次いで会場の参
加者からの質問にお答えいただき、第一回スカイプ講演会を成功裏に行うことがで
きました。
2.瀧田先生と東西パキスタンとの関係について、先生は、東京美術学校(芸大の
前身)に入学、在学中、陶芸家の富本憲吉に師事、その後、富本先生の紹介状を持
って益子の陶芸家濱田庄司の下に入門され、同学校を卒業後、やがて会津で磁器を
始められました。34歳の時にアメリカのアジア財団から要請があり、濱田、柳宗悦
両先生の推薦を受け、パキスタン芸術大学陶芸科主任講師として、ラホールとダッ
カに計3年滞在されました。独立前のダッカ大学(当時パキスタン美術大学)で、
ベンガル人学生に鋭意陶芸を教えられたことから、帰国後瀧田先生は、ダッカ大学
陶芸学科の創始者として語り継がれることになり、2012年にはダッカ大学芸術学部
陶芸学科設立50周年記念式典に招待され、「特別名誉教授」の栄誉を受けられまし
た。

この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。

既存ユーザのログイン