日本バングラデシュ協会 メール・マガジン(62号)2019年8月14日  1)『会長就任のご挨拶』 会長 大橋正明 他

日本バングラデシュ協会の皆様へ

日本バングラデシュ協会メール・マガジン62号を送付します。

■目次
1)『会長就任のご挨拶』
会長 大橋正明

2)現地便り 『 国際エンゼル協会の活動(連載その1)』
-国際エンゼル協会の沿革と活動-
国際エンゼル協会代表理事 東村眞里子

3)会員便り 『 25年間にわたりバングラデシュを見つめて(連載その1)』
-ロヒンギャ避難民キャンプの現場から-
在バングラデシュ日本国大使館
参事官 進藤康治

4)イベント、講演会の案内
5)『事務連絡』

 

■1)会長就任のご挨拶

大橋正明

 堀口初代会長の後任として、会長役をお引き受けしたものとして一言ご挨拶を申し上げます。

まず堀口初代会長には、本会創立の準備から数えて凡そ6年間余り、本会をリードされ、ここまでの組織として育てて頂いたことに深く御礼申し上げます。

本会の設立(あるいは数十年ぶりの復活)を構想した段階で、堀口会長を始めとした数人の方々はこうした非営利組織の知識や経験をほとんどお持ちでなく、この分野では多少の経験があった私は何度か相談に乗らせて頂きました。そして堀口会長らは、自ら関係機関を訪れたり、関係法令や参考資料に目を通され、ご自身でこの社団法人の骨格のほとんどを作り上げられたのです。そして必要な役員や顧問の人選と就任説得を行い、発足に漕ぎつけたのです。そして本会がそれなりの軌道に乗るまで、堀口会長は大変ご熱心に取り組んで下さいました。

そんな訳で、本会としては堀口会長にもっと長くその職に留まって頂きたかったのです。しかしご本人から、最近悪化した健康問題があるというご相談があり、加えてすぐには他の適任者が見つかりそうもないという事情もありました。それゆえ自分の非力さを顧みずにこの大役を、一年間に限って私がお引き受けすることにしました。どうかこの点、よろしくご了解下さい。また堀口会長には今後も、本会の理事・相談役として引き続きご指導頂くこと、そして次の会長適任者を見つけることにご尽力頂けることになりました。

私自身は、1978年に日本の国際協力NGOシャプラニール(当時はヘルプ・バングラデシュ・コミティー、略称HBC)の活動を知るためにバングラデシュに初めて訪れて以来、バングラデシュと長くお付き合いさせて頂いています。1980年からの2年半はシャプラニールの、そして1990年からの3年間は国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)兼日本赤十字社の駐在員として、バングラデシュに長期滞在しました。そして今日に至るまで、シャプラニールの活動や大学教員としての研究のために、年に数度、バングラデシュを訪問しています。

私はバングラデシュが大好きであり、さらに私を育んでくれた先生でもある、と考えています。その大好きな先生へのご恩返しを少しでもするために、この大役を短い期間ながらしっかり努めたいと願っています。

皆さま、どうかよろしくお願い申し上げます。皆様と一緒にこの会をさらに盛り上げ、日バ関係をさらに発展させましょう。

(聖心女子大学教授、シャプラニール=市民による海外協力の会監事、国際協力NGOセンター〔JANIC〕理事)

 

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