日本バングラデシュ協会 メール・マガジン 74 号(2020 年 8 月号)■1):新旧会長よりのご挨拶 1.『離任のご挨拶』 前会長/副会長 大橋正明 2.『就任のご挨拶』 新会長 渡邊正人  2)会員証言:『ムジブ・ラーマンのダッカ帰還』 NPO 法人ユーラシア 21 研究所 理事長 吹浦忠正 他

日本バングラデシュ協会の皆様へ

■目次
1)巻頭言::新旧会長よりのご挨拶

1.会長離任のご挨拶            前会長/副会長 大橋正明

2.『就任のご挨拶』            新会長 渡邊正人

2)会員証言:『ムジブ・ラーマンのダッカ帰還』

-ムジブル・ラーマン生誕 100 周年シリーズ No.8-

NPO 法人ユーラシア21 研究所 理事長 吹浦忠正

3)会員寄稿: 『3年間の勤務を終えて (連載 その 2) 』-ダッカ日本人学校の特色ある教育活動-

ダッカ日本人学校 前校長
会員 島村雅彦

4)理事寄稿:『建国 50 周年を迎えるバングラデシュとの奇縁』

 関東学院大学講師
理事 石坂貴美佳

5))理事寄稿『バングラデシュの独立プロセスと日本の関わり』

-バングラデシュ独立・国交50周年シリーズ No.2-

東パキスタンと日本:分離独立から 1950 年代

理事 太田清和

6)イベント、講演会の案内

7)『事務連絡』


 

 1):新旧会長よりのご挨拶

1.会長離任のご挨拶   

前会長/副会長 大橋正明

着任のご挨拶を皆様にしてから丁度一年後、離任のご挨拶を申し上げます。

ご存知の通り私が会長をお引き受けしたのは、前任の堀口会長が健康上の理由で任期中に会長職を降りられたためです。いわばピンチヒッターとして 1 年間に限って、私の身の丈にはとても合わない会長という重責をお引き受けしました。
その後本会の相談役を務めて頂いた堀口元会長のお働きで、この会長職を渡辺元大使にお約束の一年でバトンタッチす  ることが出来ました。その堀口元会長を始め、私の不充分な働きをしっかり支えて下さった村山副会長、河合事務局長、小林次長を始めとした理事の皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
詳しくは昨年度の活動報告に述べましたように、協会は昨年度に、朝田名誉会長のご就任、内容濃いメールマガジンの毎月発行、講演会など各種イベントの複数回の実施、内容の濃い企業情報交換会の定期的実施、法人会員の増加などを果たすことが出来ました。ただ昨年度末から新型コロナ感染症が広がり始め、二国間の直接的交流や、本協会のいくつかの行事が出来なくなったことは、本当に残念です。
今回の総会で、私は副会長に選任されました。このパンデミックから、日本でもバングラデシュでも誰一人取り残されることなく回復し、豊かな交わりが再び出来るようになることを、今後とも追及していきたいと願っています。本当に、ありがと
うございました!

大橋正明
本会副会長、聖心女子大学教授、シャプラニール=市民による海外協力の会監事、国際協力 NGO センター、〔JANIC〕理事

 

2.会長就任のご挨拶

新会長 渡邊正人

大橋会長の後任の会長として選任された渡辺です。一言ご挨拶申し上げます。
日本バングラデシュ協会は2014年の創設以来順調な発展を遂げ、特に近年は、このたび顧問ご就任をお願いしました堀口初代会長を始めとする関係者のご尽力により法人会員含む会員数が顕著に伸びております。私としては、朝田名誉会長及び顧問の方々のご助言をいただきながら、新たに選任された役員の方々と力を合わせ、本協会の一層の発展のために尽力して参りたいと思います。
大橋前会長には、昨年夏より今日まで会長として本協会を率いていただきましたことに対し、心から感謝申し上げます。引き続き副会長として、新米の会長を導いていただくようよろしくお願い申し上げます。
私は、2015年7月から2年余の間、駐バングラデシュ大使としてダッカに勤務しました。両国関係がダイナミックに発展することを予感しながら任地に到着した日のことを覚えております。2016年7月、ダッカ市内のレストランにおいてテロ襲撃事件が発生し、日本人含む外国人及びバングラデシュ人が多数犠牲になるという痛ましい惨事となりました。犠牲になられた方々への哀悼の意を胸に刻み、事件直後からバングラデシュ政府には事件の早期解明と再発防止を求め、日本の援助関係者及び日本企業関係者含む在留日本人の一層の安全確保を最優先課題として取り組みました。厳しい環境下でしたが、私は、日本とバングラデシュは強い絆で結ばれており、将来に向けて両国関係を更に発展させて行かなければならないとの思いを抱くようになりました。今般、会長就任に当たり、その時の思いを新たにしております。
本年は、2021年のバングラデシュ独立50周年、2011年の日本バングラデシュ国交樹立50周年を目前に控えた重要な年ですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響下、両国間の要人往来も含め人的交流が阻まれるなど、当面は様々な制約の下で本協会としての活動を計画し実施して行く必要があります。充実した内容のメールマガジンの発行、遠隔リモート方式による時々の講演会や定期的な企業情報交換会の開催など、創意工夫を働かせ、会員の皆様方のご要望やニーズにお答えできるように努めてまいりたいと思います。
バングラデシュにご関心をお持ちの皆様方の輪が一層広まるよう私自身率先して努めて参りたいと思います。皆様方のご協力とご支援を賜れますようお願い申し上げます。

渡辺正人
駐バングラデシュ日本大使(2015~17)、駐ブルガリア大使(2017~2020)、元JICA理事

 

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