第34回行事 2020年10月16日 講演会報告

第34回行事 2020年10月16日 講演会報告
「バングラデシュの結核対策の発展――私の40年間の関わりから振り返る」
講師:石川信克(公益財団法人結核予防会代表理事)

第34回講演会は、10月16日に公益財団法人結核予防会代表理事石川信克先生にお願いし、公益財団法人結核予防会・日本基督教海外医療協力会(JOCS)・シャプラニール:市民による海外協力の会・国立国際医療研究センターの協力/後援を得て早稲田奉仕園およびZOOM参加者による形式で行われました。
石川先生は1942年生まれの医師。結核予防会結核研究所に入所後、1978~86年日本基督教海外医療協力会の派遣ワーカーとしてバングラデシュに滞在し、現在のNGOのCHCVP及びバングラデシュ結核予防会に関わり、現地の保健医療協力活動に従事。現在は結核予防会代表理事を務め、バングラデシュなどの結核対策に40年間に渡り関わり続けられておられます。
当日は、結核とはどんな病気か、なぜバングラデシュに結核が多いか、1970~80年代の結核対策の問題点、90年代以降の結核対策の飛躍的発展、現地の結核状況と課題、協力隊を含めた日本政府の支援、先生のそもそもの関わりとメッセージについてユーモアーを交えてお話いただきました。

質問コーナーでは、バングラデシュの医科大学に画像診断センターを計画中だが結核診断との関連で何かアドバイスは無いか、結核対策の経験を通して現在のCOVID―19に対してどのように生かすことが出来るか・・・等たくさんの質問が寄せられました。

尚 会員の方は当日のビデオを「協会行事及び記録動画視聴他」にアクセスしていただければ視聴することができます。

 

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