第３９回行事　２０２２年７月９日　講演会報告 「ＳＤＧsからみるバングラデシュの障害者」

第３９回行事　２０２２年７月９日　講演会報告

「ＳＤＧsからみるバングラデシュの障害者」

講師　金澤真実　上智大学アジア文化研究所客員所員・青年海外協力隊ＯＶ

 

第３９回の文化行事講演会は２０２２年７月９日に「ＳＤＧsからみるバングラデシュの障害者」と題して金澤真実さんにお願いし、早稲田奉仕園およびＺＯＯＭ参加者による形式でおこなわれました。

 

ＳＤＧs１７のゴールから貧困や教育、雇用などいくつかの切り口で、バングラデシュの障害者の現状や政府の取り組みなどについてお話を伺いました。

又バングラデシュの経済発展を支える繊維産業（縫製産業）での障害者雇用の取り組みの実例などについても紹介が有りました。

質問コーナーは、障害者の割合、障害児の就学率等・・・たくさんの質問が寄せられました。

 

金澤さんは、１９９０年１２月から１９９３年１月まで、手工芸隊員としてバングラデシュで活動。２００５年、修士論文執筆のためバングラデシュの障害者団体で約１年間、調査研究を行い障害女性の自助組織に出会う。障害のある女性は、障害と女性という複数の困難が重なり、更なる困難を生んでいるにもかかわらず、政府やＮＧＯの開発支援がほとんど届いていないことを知る。

バングラデシュの障害女性の複合差別やより良い生活を研究テーマと決めて現在に至る。

 

尚　会員の方は当日のビデオを「協会行事及び記録動画視聴他」にアクセスしていただければ視聴することができます。

講演会写真（１）

講演会写真（２）